(旧題「海外渡航者のための予防接種と感染症の知識」)
■改訂改題新版■
この1冊で現在の感染症と予防接種がわかる
定期接種となったB型肝炎ワクチン、国内外での承認・市販ワクチンの最新情報、
ジカ熱、重症急性呼吸器症候群etc.の新たな感染症の追加、流行の風疹、麻疹(はしか)など
について最新内容を収載。
世界各地の多種多様な感染症が存在し、途上国では毎年多くの人々が犠牲になっています。
海外の感染症は、諸外国との頻繁な行き来や温暖化などの影響で、いまや常に国内への侵入・
流行の可能性があります。
都立駒込病院のワクチン外来と感染症診療の歴代担当者が、 海外の感染症をとりまく状況と、
予防のためのワクチン接種についての最新知見をまとめた手引書。
■ 改訂新版■
狂犬病は発病すると治療法のない死の病。知識の有無が生死を分ける!
日本を含む数ヵ国を除き、世界の大部分の地域で今も発生し、欧米でも年間に数例の発生例があり、
世界中で毎年55,000人もの人々が犠牲になっている。
感染経路、診断、咬まれる前と後の発病予防、わが国での根絶への歴史と各国の状況、対策等を、
多くの症例を中心にわかりやすく詳述。
狂犬病発生国への渡航機会も増え、さらに狂犬病感染動物の国内への持込みによって国内での発生
する危険性も懸念される。
医療・獣医関係者、公衆衛生・行政関係者のみならず、海外渡航者、愛犬家にも正しい知識は不可
欠である。
上木英人著 狂犬病臨床研究会編
■口絵写真14頁■ 定価2,640円(本体価格2,400円)
後世の狂犬病対策に役立つように、第二次大戦後に発生件数の多かった、東京での狂犬病の流行から
終息までの詳細な記録と研究成果をまとめて1968年に発行。狂犬病犬の症状・経過など、現在では入
手できない貴重なデータを豊富に収めた一級資料であるため復刻した。狂犬病発生国への渡航機会も
増えているが狂犬病のない国は今もまれである。さらにペットブームで狂犬病に感染した動物が持ち
込まれ、国内で発生する危険性も懸念される折から関係者には必読の書。