■改訂新版■

海外渡航者のための予防接種と感染症の知識

 

髙山直秀・菅沼明彦著 

定価2,160円(本体価格2,000円)

 

都立駒込病院:感染症最前線のスペシャリストがまとめた

ワクチンの最新情報、海外感染症の分かりやすい解説

 


≪目   次≫

 

はじめに  

海外渡航に際しての注意点  

 

第1部 海外渡航者のための予防接種

 

1  渡航前にワクチン接種を受けようとするときの注意点

  ■複数のワクチンの同時接種 

  ■接種可能なワクチンの種類を受診前に確認

 

2 なぜ予防接種が必要なのか

  ■予防接種の始まり 

  ■個人防衛と集団免疫(社会防衛)

     ■特効薬がないが予防できる病気

 

3 ワクチンとは

  ■ワクチンの種類

  ■ワクチンの副反応

 

4 日本での予防接種の現状

  ■A類(旧:一類)定期予防接種のワクチンと定期接種としての接種時期 

  ■B類(旧:二類)定期接種としてのインフルエンザワクチン

 

5 海外渡航時に必要な予防接種

  ■入国のための予防接種

  ■個人防衛のための予防接種

  ■狂犬病曝露後発病予防 

6 各種のワクチンについて

  ■日本で認可されているワクチンと予防可能な感染症 

      Hibワクチン/PCV/BCG/不活化ポリオワクチン/ロタウイルスワクチン/百日咳ワクチン

      ジフテリアトキソイド/破傷風トキソイド/麻疹ワクチン/風疹ワクチン/おたふくかぜワクチン

      水痘ワクチン日本脳炎ワクチン/A型肝炎ワクチン/B型肝炎ワクチン/狂犬病ワクチン

      ワイル病・秋やみ混合ワクチン多糖体肺炎球菌ワクチン/コレラワクチン/子宮頸癌ワクチン

     ……etc.

   ■日本では認可されていないワクチンと予防可能な感染症

       黄熱ワクチン/腸チフスワクチン/髄膜炎菌ワクチン/ダニ媒介性脳炎ワクチン

       新型インフルエンザワクチン……etc.

   ■混合ワクチン

       DPTほか各種混合ワクチン……etc.

   ■ワクチンが実用化されていない主な病気

 

7 諸外国との接種方式の相違

   ■主なワクチンの海外での接種事情

   ■ワクチンの接種方法およびワクチン成分

   ■複数ワクチンの同時接種

 

8 海外渡航者へのワクチン接種事例

 

 

第2部 感染症の知識 海外でかかる病気

 

1     海外渡航と感染症

 

2     病院を受診する渡航者の動向 

   

3     海外でかかりやすい感染症

          ■感染経路と対策 

          ■症状別にみた感染症

 

4  感染経路別にみるかかりやすい病気 ( ※病名には英語表記も添えられています。) 

          ■水や食べ物から感染する病気 (A型肝炎など11疾患)

          ■傷口から感染する病気 (破傷風など2疾患)

          ■蚊に刺されて感染する病気 (デング熱など6疾患)

          ■ノミやダニなどに咬刺されて感染する病気 (重症熱性血小板減少症候群など9疾患)

          ■動物に咬まれて感染する病気 (狂犬病など3疾患)

          ■咳やくしゃみで感染する病気 (鳥インフルエンザウイルス感染症など5疾患)  

          ■舞い上がった土壌中の病原体を吸い込んで感染する病気 (コクシジオイデス症など3疾患)

          ■性行為や血液で感染する病気 (HIVなど3疾患)

          ■その他の感染経路による病気 (エボラ出血熱)   

          ■寄生虫による病気 (フィラリア症など6疾患)   

 

付表:黄熱ワクチン接種可能機関一覧

付表:各国の予防接種スケジュール

 

【コラム】

 ・感染症流行情報入手先

・英文診断書に関する情報入手先

・熱帯病治療をおこなっている医療機関

・主な感染症の潜伏期

・海外での予防接種情報入手先

・有害事象と副反応

・日本における定期接種および任意接種ワクチンの接種スケジュール

・経口生ポリオワクチン(OPV)は任意接種のワクチンに

・定期接種のワクチンには年齢制限がある

・渡航者用ワクチン

・渡航先での感染症流行状況

・多糖体肺炎球菌ワクチンと結合型肺炎球菌ワクチン

・野生株由来不活化ポリオワクチン(cIPV)とセービン株由来不活化ポリオワクチン(sIPV)

・全菌体百日咳ワクチンと無細胞百日咳ワクチン

・成人用ジフテリア・破傷風2種混合トキソイド

・破傷風抗体保有率と年齢別破傷風患者数

・ジフテリア・破傷風・無細胞百日咳3種混合ワクチン(DTaP)を成人に接種できるか

・先天性風疹症候群

・水痘ワクチン接種後の水痘発症

・狂犬病曝露前免疫の接種方式

・国産狂犬病ワクチンの皮内接種で十分な免疫はできるか

・狂犬病曝露後発病予防の現場から

・海外で外国産狂犬病ワクチン接種を受けて帰国した咬傷被害者に,国産狂犬病ワクチンで

      狂犬病曝露後発病予防を継続できるか

・パンデミックワクチンとプレパンデミックワクチン

・混合ワクチンの導入

・最近注目されるサルマラリア

・多剤耐性結核菌について

・顧みられない熱帯病

 

【症例の一覧】

  A型肝炎

  E型肝炎

  腸チフス

  パラチフス

  コレラ

  細菌性赤痢

  アメーバ赤痢

  ジアルジア症

  ブルセラ症

  クリプトスポリジウム症

  破傷風

  レプトスピラ症

  デング熱

  黄熱

  マラリア

  西ナイル熱

  チクングニア熱

  ペスト

  リケッチア症

  ダニ媒介性脳炎

  ライム病

  重症熱性血小板減少症候群

  狂犬病

  パスツレラ症

  結核

  髄膜炎菌性髄膜炎

  高病原性鳥インフルエンザ

  コクシジオイデス症

  B型肝炎

  HIV感染症,エイズ

  伝染性単核球症

  回虫症

  条虫症

  顎口虫症

  皮膚幼虫移行症

  

◎海外渡航用に限らず全般的な内容の予防接種の知識は、ワクチンの参考書として国内向けにも有用。

  2014年秋に改訂された内容を含めた最新情報。

 

◎感染症は、海外の流行地・感染源・症状・潜伏期間・治療法・予防法など詳しく解説し症例も多数掲載。

 

  ■主な渡航先別のワクチン接種スケジュール例 

 

 


<著者略歴>

髙山 直秀(たかやま・なおひで)

1944年東京都生まれ

1968年千葉大学医学部卒業

1972年干葉大学大学院医学研究科修了

国立干葉病院小児科,東京大学医学部附属病院分院小児科を経て,

1977年東京都立駒込病院小児科勤務。

1978年同病院のワクチン外来担当

1983年同病院小児科医長

2003年同病院小児科部長

2009年同病院定年退職

退職後、非常勤医師として2014年まで同病院のワクチン外来担当

著書『ヒトの狂犬病一忘れられた死の病』(2000年)時空出版

 

 

菅沼 明彦(すがぬま・あきひこ)

1967年長崎市生まれ

1992年長崎大学医学部卒業

健友会上戸町病院(長崎市)を経て,

2001年東京都立駒込病院感染症科勤務。

2004年同病院ワクチン外来担当,

2007年同病院感染症科医長。

ワクチン外来のほか,一般感染症,熱帯感染症,HIV感染症などの

診療及び臨床研究を行う

現在 杏林病院内科勤務(佐世保市)

日本内科学会総合内科専門医。日本感染症学会専門医・指導医・評議員

国際旅行医学会認定資格(Certificate in Travel Health TM