間違いだらけの糖尿病の常識

 

 

 

大森安恵 著    

定価 1,620円 [本体価格 1,500円]
 

 

 

 

超ベテランの専門医がズバリ直言!

あふれ返る健康情報にまどわされないために。

最近、生かじりの情報から糖尿病を悪化させる例があとを絶たない。数十年にわたる研究と日々の診察を通して、糖尿病専門医の大森先生が間違った「常識」に切り込む。迷いがちな、食事、薬、治療をはじめ健康食品、民間療法まで、どう考えればよいかを明快に語る、目からウロコの落ちる書。患者および予備軍といわれる1620万人の必読書!

気づかぬうちに忍び寄る合併症の悲惨な結果――腎透析、失明、壊疽(えそ)による手足の切断など――を招く患者さんがある一方、糖尿病の無い人と変わらない生活を50年間続けたり、母子ともに健康な出産を果たす患者さんも数多い。つねに喜怒哀楽を共にしながら、大勢の患者さんを支えてきた著者が、祈りを込めて警鐘を鳴らす。

   


≪目   次≫

 

1 糖尿病は古代からあり現代文明病ではない  

2 うちには糖尿病の人がいないので、私は糖尿病ではない  

3 「なんの症状も無いので大丈夫」は大丈夫ではない  

4 検診で糖尿病と言われたが、症状が無いので無視している  

5 過信してはいけない民間療法  

6 薬を飲んでいるから治療を受けている  

7 インスリン注射に関する間違いだらけの常識  

8 血糖を下げる薬は飲み出したら止められないから飲みたくない  

9 良くなったと言われたので治療を中断した 

10 教えられたことは正しく守りましょう 

11 尿タンパク陽性と聞いて初めて腎症に驚くのは間違い 

12 コントロールを良くしないで壊疽(えそ)を怖がっている  ほんとうの壊疽はほんとうに怖い! 

13 ご飯を控えて、おかずをいっぱい食べている 

14 お酒を飲みたいので、ご飯を控えている 

15 医師の言うことより、うわさの民間療法を信じたがる患者さん 

16 血糖を下げると誤認してはいけない食品 1  カボチャ 

17 血糖を下げると誤認してはいけない食品 2  リンゴ 

18 血糖を下げると誤認してはいけない食品 3  タマネギ 

19 血糖を下げると誤認してはいけない食品 4  黒酢、酢卵、ハチミツ 

20 いろいろの効用があるサプリメント  ご用心!血糖を下げるものはない 

21 更年期障害と血糖コントロール  更年期だからといって血糖は高くならない 

22 性に関するウソの常識 

23 糖尿病でも妊娠できるが、コントロールが悪いままの妊娠は禁物 

24 糖尿病をもつ学童や青年の受け入れに差別を示す社会  


〈著者略歴〉

大森安惠(おおもり・やすえ)

高知県安芸市に生まれる

1956年 東京女子医科大学卒業

1957年 同大学第二内科入局。以後、糖尿病の臨床・研究に従事

1981年 同大学糖尿病センター教授

1991年 同センター所長兼主任教授

1997年 定年退職、名誉教授。済生会栗橋病院副院長

      第40回日本糖尿病学会で女性初の会長を務める

2002年 東日本循環器病院(現・海老名総合病院)糖尿病センター所長

 

糖尿病と妊娠に関するわが国のパイオニアで、1985年糖尿病と妊娠に関する研究会設立、

2001年日本糖尿病・妊娠学会に改め理事長となる。

2011年から13年WHOのGDMガイドライン作成委員。

 

〔受賞〕

吉岡弥生賞、坂口賞、サムサン医学研究賞、Distinguished Ambassador Award、ヘルシーソサエティ賞

鈴木万平賞など