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首都圏直下型地震の被害想定が南海地震を超えた

中央防災会議がマグニチュード7・3の首都直下地震による経済被害が300兆円に達するとの試算をまとめた、とのニュースがありました。

300兆円と言われても、数字が大きすぎて、想像がつきません。

 

従来の国想定の約3倍で、国の一般会計の3年分を超える。東日本大震災の経済被害の約18倍に相当し、南海トラフ巨大地震で国が想定した220兆円も上回る。

 

30年以内の発生確率が70%とされるM7級の地震のうち、被害が最大になると見込まれるのは「東京湾北部地震」。最大震度は7で、死者数は約4万8千人。中央防災会議が2004年度に公表した現在の国想定の約4倍に当たる、とのこと。

 

南海地震についても、最悪の場合の被害想定では、大阪府の犠牲者は13万人を超えるとの発表がありました。四国や九州、東海、首都圏でも大きな被害が予想されています。

 

地震以外でも自然災害が増え、被災者と呼ばれることは、決して珍しくなくなるかもしれません。

本気で備える時期に入っているのでしょう。

 

震災のリアルな現場が、『震度7を生き抜く― 大震災から命を守るために』 に書かれています。

是非、知って備えて欲しいと願います。