世にいう「安政の大地震」は首都圏直下型地震だった

深夜に東京も揺れましたね。震度3でした。そこで、今日も地震の話です。

ソースは 『震度7を生き抜く― 大震災から命を守るために』 の著者、田代明美さんです。

 

1855年(安政2年)に江戸を襲った「安政江戸地震」は江戸や関東平野南部に

甚大な被害をもたらしました。

家屋倒壊、火災などで、死者は1万人以上と推定されています。

 

この地震は、以前はプレート境界型地震と思われていましたが、調査の結果、

直下型(活断層型)地震だと判明したのです。

 

東京を襲う地震で思い浮かぶのは「関東大震災」ですが、これは相模トラフを震源とする

プレート境界型地震です。広範囲に被害をもたらします。

 

一方、直下型(活断層型)地震は、範囲は広くありませんが、断層の付近では揺れが激烈となり、

住宅倒壊などの被害が大きくなります。

阪神・淡路大震災は、この型です。

 

今、心配される首都圏直下型地震は、この安政の大地震をモデルに被害が想定されているのです。

18年前の、あの光景が東京でも・・・と想像するとゾッとします。

 

安政は大地震が多く、安政江戸地震の前年には安政南海・東海地震が起こっています。

大地震は活発な時期にまとまって起きる性質があります。

活動期に入ったと思われる今、警戒を続けて欲しいと願います。

 

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コメント: 1
  • #1

    ケプラー (日曜日, 24 4月 2016 15:30)

    個人的に「安政地震は活断層型か?」を調べていたら、この記事に突き当たりました。
    記事、ありがとうございます。
    でも、安政地震の震源となりそうな活断層はまだ発見できてないようですね。

    仮に、活断層型だとすると、「地震発生周期は千年から数万年」という説明が国土地理院HPにあるので、当分は安全という事になるのでしょうか?

    それとも、プレート型でも活断層型でもない第三の地震の概念というのがあるのかも知れませんけど。