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ー古代から今日まで
Histoire de la folie; De l'Antiquité à nos jours
Claude Quétel(クロード・ケテル) 著
髙内茂、大原一幸 訳
■810頁/定価7,700円 [本体価格7,000円]
精神医学の歴史、「閉じ込め」の歴史のスペシャリストである歴史家C・ケテルが、膨大な文献を渉猟し人類とともにあった狂気の痕跡を辿る。著名な同タイトル『狂気の歴史』の著作でM・フーコーが、狂気は古典主義時代の「権力」が生み出したとするのに異議を唱え、西欧社会で狂気がどう見られ、狂人はどう扱われてきたかを詳細に検証。充実した巻末の文献は、この分野の学習・研究への手引きとなる。
※こちらの書籍は送料600円(実費)となります。
数多くの精神鑑定を事例を通して見るーー
現代の様々な犯罪のかたち
気鋭の司法精神医学者の論文集
精神鑑定の第一人者による鑑定例集!
犯罪精神医学に長らく携わり、生涯に365例の精神鑑定を多掛けた著者が、学問的に重要な事例、世間を震撼させた事例を含む刑事鑑定、および遺言能力、契約能力等の民事鑑定16を加えた161例を新たに整理・編纂。
犯罪事実から家族歴、本人歴を辿り、面接・検査・試験を通じて、犯罪当時の精神状態を丁寧に解明し、鑑定結論へと至る経緯を詳細に記述した貴重な記録である。
統合失調症、躁うつ病をはじめ、今日の社会問題となっている、てんかん、飲酒による酩酊やアルコール幻覚、ストーカー犯罪、また著者が精力的に取り組んできた覚せい剤中毒や、精神鑑定において重要なテーマとなる詐病の鑑定例などを収める。
精神医学、犯罪心理学、司法・警察関係者には必備!
酒井明夫著
定価2,420円 [本体価格2,200円]
狂気は古来よりさまざまなかたちで表われてきた。著名な文献に見られる狂気の姿は、現代精神医学の観点からどう読み解かれるか。奇怪な振舞い、並外れた暴挙、謎に満ちた言動などが引き起こした驚くべき事件の経過を辿り、その当時、後の時代の「宗教・呪術モデル」「医学モデル」での解釈を追いつつ、当該人物の置かれた環境、こころのあり方から何が読み取れるかを検証する。
精神医学の最重要論文を一堂に集めた画期的シリーズ!!
Ⅰ 精神医学総論
Ⅱ 統合失調症・妄想
Ⅲ 神経心理学/脳器質性疾患・外因精神病
Ⅳ 気分障害・非定型精神病/児童精神医学/精神科治療/社会精神医学・司法精神医学
編集/松下正明 影山任佐
A5判 上製 550-650頁
今日の精神医学の土台となる重要な基本的論文を,分野別・原著の発行年順に収載。
これまで原著も入手困難で翻訳も殆どなかった貴重な第1級の原典を、一堂にまとめて紐解くことができる画期的シリーズ。
翻訳・解説者には、日本の精神医学界をリードしてきた第一人者が多数。論文全体の位置づけ,現代における意義を編者が付し,示唆に富む視点を提供。多くの症例は臨床への指針となる。
『精神医学』誌に連載された「古典紹介」シリーズを抜粋して再録。
精神医学、脳科学、心理学の関係者・関係機関にとっては待望の必備シリーズ。