太極悠悠2

ー楊名時太極拳を楽しむ

 

中野完二 著

¥2,200

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出版社の編集者として楊名時太極拳と出会い、師範となった著者。

前著に続き、健康について人や書物との出会いについて、時に軽妙洒脱に、時により深く人生の機微を綴る。

「呼吸では、吐くが陽、吸うが陰―生まれてくるときは、おぎゃあと吐いて、亡くなるときは、息を引き取る―齢を重ねるほど、吐く息を大切にしなければならない」呼吸を中心に据えて心と身体を一つにする、太極拳の教えと実践から学ぶ生き方。


<目 次>

魁皇、引退  

皇風関、誕生 

流水不腐  

『楊名時太極拳五十年史』完成

石井桃子展  

まど・みちおさん100歳  

サイクル? リサイクル?

『奇跡の脳』  

鷹橋信夫さんを悼む  

師家・楊名時先生急逝

スネーク・ウッド  

山口 薫展  

秋出水  

ラジオ体操八〇年 

初山 滋さん  

大隈重信さんと楊名時先生

パスカルの言葉  

謝謝、井上房一郎さん  

長 新太さん追悼 

勿来の関  

『フランスの起床ラッパ』

鷹橋信夫編集長の手紙  

 

 

 

 

 

『〈太極〉巻頭文集』完成

ぬる燗のごとき……

五四年ぶりのエンマ市

ヤモリの舌うち  

杉本健吉先生  

クモ膜下出血  

喜び事  

遠花火 

富岡行き  

吉野秀雄展  

板門店行き  

平和宣言  

イラク戦争  

金魚とキャラメル

水平足踏み法  

水平足踏み法の呼吸

ロバート・キャパ

カナダヘようこそ

へびつかいの眼  

團伊玖磨先生  

明治神宮奉納演舞


 

大森達郎師範 追悼

北山朝海さん 追悼

金井富一先生 迫悼 

大泉カルチャースクール太極拳 教室三〇周年  

太極拳の呼吸と陰陽  

日日に新たに  

古市喜八郎さんのこと  

手が温まると他人にやさしくなる  

吉野秀雄先生の深大寺の歌

謝謝! 謝謝!  

お蔭さまで二五周年となりました  

大地に吸われし「越の誉」 

ネットワークの楽しさ  

健康は日々の積み重ねが大切

 

 

 

 

祝 会報発行  

教則学習  

申の年に想う  

お茶の水中野教室二五周年

九死一生  

善く生を養う者は  

ヒツジの陰陽  

看脚下  

流水長き思いあり  

『柳橋句楽部』第六号拝見

不怕慢、只怕站  

日久見人心  

内和外柔 


 

付 手首・足首の運動と水平足踏み法

   だれでも、いつでも、どこでもできる準備運動

 

1 手首の運動  

2 足首の運動  

3 水平足踏み法 

 

<著者略歴>

 

中野完二(なかの・かんじ)

1937年、新潟県柏崎市生まれ。群馬県立高崎高校を経て、

1960年、早稲田大学第一文学部仏文科卒業。

文化服装学院出版局(現・文化出版局)に入り編集者として勤務。

1997年、文化出版局を定年退職。

1971年、太極拳の楊名時先生に入門。

現在、榻名時太極拳師範。NPO法人日本健康太極拳協会副理事長、

広報・機関誌委員会委員長、東京都支部名誉支部長。

日本ペンクラブ会員。絵本の翻訳に『へびのクリクター』などがある。